
若い頃は、都心生活へのあこがれが強かった人でも、年齢を重ねるにつれて、田舎や自然への関心が高まって来る・・・そんなケースは案外多いものです。大人になってから、「自然が好きになる」「自然への興味を持つ」ことは十分可能なわけです。
ただ・・。
大人になってから自然との触れ合いを求め・深めた方の場合。自然に関する知識や自然との触れ合い方法(共生方法)を沢山身に付けることは可能なのですが・・正直、自然に関連する『感性・感覚』要素(自然エネルギーの存在を感じる自然エネルギー感覚など)を身に纏うことは、かなり困難と言わざる負えないのが実情です。
感覚・感性を身に纏うためには、子供のころに少なくとも「感性・感覚の種を宿す」必要があるからなんですね。
■遅くとも「15歳」くらいまでの自然との触れ合いが重要に。
私の経験から考えると、「自然エネルギーを感じる力(自然エネルギー感覚)」や「自然美&自然との繋がりを感じる感性」は、遅くとも15歳くらいまでの間(出来れば、12歳までに)に、自然との深い触れ合いを有する中で感覚・感性の種を宿すことが出来るものだと思っています。
大人になってから、遅咲きで自然エネルギー感覚や自然への感性を芽生えさせる方もいますが、それは、すでに感覚・感性の種を宿している人の話。子供のころに、感覚・感性の種を宿していない人は、大人になってから、感覚・感性を発現させることは出来ないのです。
■自然エネルギー感覚・自然への感性にとって重要な体験となるのが自然な「動植物との触れ合い」です。
自然エネルギー感覚や自然に関する感性に関して言えば、その種を宿すために必須とも言える体験となるのが「動物・植物との触れ合いの日々」です。
しかも、自然な状態(自然環境に存在)においての動物・植物との触れ合いであることが重要なポイントとなります。例えば、「ペットとの触れ合い」は、動物たちのコミュニケーション力を宿すことには有効ですが、自然エネルギー感覚や自然への感性の種を宿すことにはならないんですよね。
自然の中に生息している鳥や小動物・昆虫たちと触れ合う日々を有することが自然への感性を宿すことに繋がるのです。
植物に関しても、「プランターなどで育てている野菜など」では、少々力不足。自然フィールドにおいて、植物(野菜・果物)と触れ合う日々を有することが、感覚・感性の種を宿すことに繋がるわけです。
■自然への感性を育む上で効果的な「野菜・果物作り&収穫」
昭和の時代・・子供のころ、身近な生活環境下においても、へびイチゴ・ザクロ・びわ・柿・蜜柑・桑の実などの果物を自分で取っては食べたりしていたものです。他にも、ヨモギ・土筆・タラの芽・蕗の薹などを自分では積極的に食べないまでも(子供のころは苦いと感じていましたからね。(笑))、親のためにと、季節に応じて摘んできたりしていました。
それらの体験が自然への感性・自然エネルギー感覚の種を宿し、育む機会となっていたわけです。
でも、現代においては、なかなか・・そんな環境は少なくなりましたからね。昔は、普通に生活しているだけでも、植物たちや動物たちとの自然な触れ合いが持てましたが、今は、ある程度意識的に、そんな機会を創出しなければいけなくなっているのかもしれません。
植物との触れ合いに関して、自然への感性&自然エネルギー感覚を育むために大切なのは、野菜や果物が「どんな場所・環境に生存しているのか」「どんな状態で野菜・果物が実っているのか」を体験として知ること。そして、実際に「野菜・果物を自分で収穫して、食する」ということなのです。
■手間のかからないレンタル畑サービスの活用。
以前から、子供たちの食育にとっても、有効ということから「レンタル畑」を活用する人々も徐々に増加してきました。休耕畑などの一角を借りて、自分で野菜作りを手掛けるというものです。
ただ、通常のレンタル畑の場合は、基本的に、日々自分で野菜作りを本格的に行っていかなければいけないもの。農耕道具も購入して、肥料なども用意・運搬して運用していく必要があるものです。
ゆえに、本格的に”自家用野菜を作る”という強い意志を継続的に持てる人でなければ、なかなか活用できないものなんですよね。気軽に、子供の食育や感覚・感性を育むことを目的にと利用することは難しいもののような気がします。
そんな流れの中、近年、注目を浴びているのが、こちらのような
一般的な「レンタル畑」と「シェア畑」には、サービス上大きな違いがあるんですよね。サ−ビス内容の違いを知る上では、ぜひ、こちらの
ポイントとなるのは
*農作業を指導してくれるスタッフがいること。
*基本的に、「一回/週」程度の畑のお手入れでOK。(1回/週が出来ないときは、代替えで対応も可能なサービスもあり)
*農作業に必要な各種道具・支柱やビニール・バケツなどはすべて現地に整っていること。
*給水も現地に確保。
*トイレや休憩場所も現地に確保。
*最初に農作業のレクチャー有。
など
子供の食育や自然エネルギー感覚&感性を宿し・育むことを目的とするのには、最高なサービスと言えるのではないでしょうかね。
気になる方は、関東周辺にて、そんなシェア畑を多く有している、こちらの
