
東京都と言っても、自然エネルギー視点で考えると、「多摩地域(奥多摩など)」「東京23区」「小笠原諸島」では、自然エネルギー環境が大きく異なっています。もう、それぞれがまったく別物の自然環境なんですよね。
ゆえに、これらをひとつに語ることは出来ませんので・・今回は街・都市の自然エネルギー属性に関する第二段として、「東京23区」を取り上げてみたいと思います。
■基本的に、自然エネルギーに乏しい東京23区。土エネルギー属性の街。第一弾で取り上げた「京都」という街は、とても自然エネルギーに富んだ街です。豊富な水エネルギーを中心に、風エネルギー・金エネルギーなどもバランス良く存在している空間なんですね。
対して、「東京23区」は、そんな京都とは真逆と言える自然環境となっています。火エネルギー・風エネルギー・水エネルギーがとても乏しい街であり、唯一、「土エネルギー」が突出して豊富に存在しているエリアとなっているんですね。ゆえに、自然エネルギーバランスとしても、バランスが悪い自然環境となっています。
そんな「東京23区」は、土エネルギー属性の街となっています。自然界由来の土エネルギーと人為的に創出されている金エネルギーに満ちた街なんですね。ゆえに、東京23区は、「土・金属性の街」と言ってもいいのかもしれません。
■東京23区は、「龍脈」と「風水」の力によって、支えられている?!土エネルギー&金エネルギー以外の自然エネルギーには乏しい東京23区が、何故ここまで発展・・日本の中心都市となったのかと考えられると、それは「龍脈(地脈)」と「風水力」によって支えられてきたからと考えることが出来そうなんですよね。
東京23区には、日本最強の龍脈源となっている”富士山”から流れ出る龍脈(地脈)が流れています。(現在は、2本程度の龍脈が存在しているものと考えています)龍脈というのは、地球の内部(深部)から湧き出てきた巨大なパワーを有する自然エネルギー(主に火エネルギー)の流れを意味しています。
東京23区を流れている龍脈は、富士山を源として、最終的には”皇居”へと到達する流れとなっています。
この龍脈は、時の流れとともに、その位置が徐々に変化していくのが特徴。龍脈は常に移動している存在なんですね。この龍脈周辺(龍脈上)では、豊富な自然エネルギー(主に活力となる火エネルギー)が供給される空間となることから、街の発展(活気)を創出しているのです。龍脈の移動によって、街の繁栄&衰退が創出されているのが、東京23区の特徴と言えそうです。
また、江戸時代に施された「風水環境整備」が東京23区の発展に大きく寄与しているものと感じています。”風水環境の整備”というのは、風水環境を整えることによって、少ない自然エネルギーでも、それを活性化させることを意味しているんですね。
「風水」という言葉に表れているように、”風エネルギー”と”水エネルギー”が主に風水の対象となる自然エネルギーとなるのです。(風水に関する考え方は多様なものがありますが・・私は、このように考えているということです。)風エネルギーは、活性力を有するもの。風水環境を整えることで、風エネルギーが創出され、他の自然エネルギーが活性化されていく・・これが、風水力の基本なのです。
同時に、「水エネルギーを整えること」も風水のとても重要な要素に。もともと江戸の街は、多くの水路が町中を巡っていた・・そんな都市環境が作られていたんですよね。河川・小川も現在よりも、もっと多く存在していたのです。そんな水の流れを整えることで、水エネルギーを創出。「土・金エネルギー」のみの街に、龍脈が「火エネルギー」を。風水力で「風と水エネルギー」を補充することで、自然環境のバランスを整えている(整えていた?)のです。
■現代の東京23区は、「風水力」に欠け、「龍脈」の障害が増える環境に。残念なことですが・・自然エネルギー視点で考えると、今の東京23区は、昔と比較して、劣っている・・劣化しているものと感じています。
まず、江戸時代に整備し始めた、風水環境・・特に、「水路」「小川」などが現代においては、都市化の名のもとに、尽く消滅してしまっているんですよね。東京23区をイメージさせる言葉として、「東京砂漠」といった表現などもありましたが・・まさに、現代の東京23区は、年々水エネルギーに乏しい街へとなってきているものと感じています。
また、「龍脈」に関しても、龍脈を流れる自然エネルギーを消滅させてしまったり、滞らせてしまうような状況・要素が増えて来てしまっているんですよね。
龍脈は、地形的に言うと、「山並み」「小高い丘の連なり」という姿を形作ります。そんな小高い丘には、豊かな自然エネルギーによって、大木が育まれるんですよね。でも・・現代の東京23区では、小高い丘なども宅地造成によって、削り取られてしまい・・原型を留めていない状況に。龍脈の存在を示すとともに、龍脈を支える要素ともなっている樹木(大木)も都市化とともに多くが伐採されてしまっています。
人自らの手によって、龍脈の流れを弱めてしまっているんですよね。
他にも沢山。龍脈の障害となっている要素が存在しているのですが・・少々個人的に懸念要素と感じていたのが、「皇居周りの周回ランナーが増加」しているという要素です。今年、久しぶりに皇居を訪れる機会があったのですが・・。以前と比較して、皇居の自然エネルギー環境が弱っていたんですよね。
皇居へと流れ着いている龍脈の力自体が衰えている(途中で沢山の阻害を受けている)ことに加えて、「皇居周辺を常に多くの人がグルグルと回っている」ことが、龍脈の皇居内への流れを阻害しているものと感じているのです。
ひとりの人は微々たるものなのですが・・人が沢山集ったときに発せられる、金エネルギー(思念など)は、時に大きな作用を及ぼすものとなりますからね。皇居周辺を多くの人がグルグルと回り続けることで、金エネルギー(思念)による、壁が出来上がっているように感じるんですよね。それによって、龍脈からの自然エネルギーが皇居内へと流入しにくくなっている・・そんな風に感じているのです。
posted by poppo at 10:06
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