
昔から、世界各地で「お酒類」は、身体や場を清めるための要素として活用されていたりするものです。アルコールの「気化作用」が浄化のイメージと合致しているからなのかもしれませんね。
そんな”お酒”に関して、自然エネルギー視点で考えてみても、実は「心(魂)のエネルギーの浄化」「心(魂)のエネルギーの純化」をもたらしてくれる要素となるのです。今回は、そんな各自然民族さんと相性の良い「お酒」に関するお話をしてみたいと思います。
■お酒を飲むと「われを忘れる」といいますが・・本当は・・。お酒を飲むと「我を忘れてしまう」といった傾向イメージもあるかもしれませんね。でも、自然エネルギー視点から言うと、実態としては、「我を忘れる」のとは逆で、「我を思い出す」といったほうが良いのかもしれないのです。
もちろん、全てのお酒が対象となっているのではなく、あくまでもそれぞれの自然民族さんにとって相性の良いお酒を飲んだときが対象となるのですが・・。基本的に自然エネルギー的に相性の良いお酒を飲んだときには、「心(魂)エネルギーが純化」されるのです。”純化”というのは、余分な汚れが取り除かれて、もとのピュアな心エネルギー状態へと近づくことを意味しています。
そんな「心の純化」が進むとともに、お酒の力で「理性」という働きが衰退していくことから、一見すると普段とは異なった言動を見せるようになる人も多々存在しているわけですが・・それは純化されてきた「心(魂)エネルギーの実体」が良く見えるようになってきた(表面化してきた)ということなんですね。ですから、本来の自分の心エネルギーがあらわになるという意味で、「我を思い出す」と表現してみたわけです。
ただ、ひとつ誤解しないようにしていただきたいのは、「人の性格・個性(パーソナリティ)」という要素は、「心(魂エネルギー)の性質・特徴」だけで成り立っているものでは無いということ。「心の性質・特徴」+「理性・知恵(体験的に得た要素)の特徴」の組み合わせによって「人の性格・個性」は構成されているのです。
ですから・・単純に、あらわになった「心(魂エネルギー)」を見ただけで・・「これがこの人の本音・本心だったのか・・」などと考えるのは、ある意味間違っているということなんですね。本音・本心という要素も、「心(魂)エネルギー」+「理性・知恵」の組み合わせによって作られているのですから。
■各自然民族さんと心の純化(相性の良い)を誘ってくれる「お酒」。少し前段が長くなってしまいましたが(笑)
ここから本題。各自然民族さんの心エネルギーを純化に導いてくれるお酒に関して、お話していきたいと思います。前段として理解しておいていただきたいのは、基本的に「お酒を飲む量は、少量でOK」ということ。飲みすぎてしまうと、「心の純化」は生じたとしても、「理性の混迷」も同時に訪れてしまいますので、結果としてあまり良くない出来事を誘発してしまうこともありますからね。(笑)
*火の民さんと相性の良いお酒:紹興酒・赤ワイン・ウオッカ火の民さんにとって、心の純化を誘ってくれる代表的なお酒が「紹興酒」「赤ワイン」と「アルコール度数の高いお酒(ウオッカなど)」です。沖縄のお酒「泡盛」なども対象となりそうです。火の民さんの心と体を一瞬にして、”ふわっと熱してくれる”・・そんな感覚こそが、火の民さんの”心の純化”がもたらされる瞬間なのかもしれません。
日々の生活の中で、人はどうしても自分の心情に反したことをしなければいけない(本当は自分としてこうしたいのに、会社の指示で・・など)ことも多々あるもの。一般的にこのような出来事に対して「ストレス」という言葉が使われていますが、本当はストレスなのではなく、「自分の心エネルギーを濁らせている」事象と捉えるのが適切ではないかと思っています。
火の民さんにとって、そんな「心の濁り」を滅却してくれるのが、「紹興酒」「赤ワイン」であり「ウオッカ」なのです。
*水の民さんと相性の良いお酒:日本酒(清酒)水の民さんにとって、なんといっても最高の「心の純化」を誘うお酒となるのが「日本酒(清酒)」です。お米と清らかな天然水で作られているシンプルな清酒ほど、水の民さんの「心の純化」を高めてくれるのです。
また別機会があったときには詳細にお話できればと思いますが・・。水の民さんは「神事」には欠かすことが出来ない存在(自然民族さん)なんですよね。神社であれば、神主さんor巫女さんの中に、心エネルギーの純度が高い水の民さんが存在していることがとても重要な要素となるのです。日本において、清酒は神事に欠かすことが出来ない要素となっていますよね。水の民さんと清酒との間には、本質的にとても強い繋がりが存在しているのです。
*金の民さんと相性の良いお酒:ウイスキー・ビール金の民さんにとって、最も「心の純化」を誘う力が強いお酒となるのが「ウィスキー」です。中でも、「琥珀色」「黄金色」となっているウィスキーが最高の相棒となるものに。少量で良いのです。琥珀色(&黄金色)に輝くウィスキーを飲むことで、心の純化とともに金の民さんにとっては生命線とも言える、「神経系の伝達力向上」がはかられるのです。
脳の働きだけではなく、身体的(運動)な要素においても、神経系統の不具合(神経系統が断絶されていたり、伝達経路が詰まっていたりなど)に対しても、それを解消してくれる働きを有するのが、琥珀色のウィスキーなんですね。ウィスキーほどではなくとも「ビール」もそんな働きをもたらしてくれるのです。
*土の民さんにとって相性の良いお酒:芋焼酎・どぶろく土の民さんの「心の純化」を誘ってくれるのが、「焼酎」・・・中でも「芋焼酎」です。根菜類である「サツマイモ」には、土エネルギーが豊富に含まれています。そんな”土の記憶”を宿したサツマイモの土エネルギーが土の民さんの心を純化に導いてくれるんですね。
ですから・・「米焼酎」ではだめなんです(笑)。「芋焼酎」であることがポイントとなりますので、お間違いのないように。ともすると、頑なな気持ちとなってしまうこともある土の民さん。そんな状態を開放してくれるめのが「芋焼酎」なのです。
*風の民さんと相性の良いお酒:「発泡酒(シャンパン)」「白ワイン」「梅酒」風の民さんにとって、樹木の実りとなる果実を使用した「果実酒」は全般的に相性の良いお酒となります。そんな中でも、心の純化を誘ってくれるのは、「発泡酒(シャンパン)」「白ワイン」と「梅酒」です。特に、炭酸が含まれた発泡系のワイン(シャンパン)や梅酒(梅酒ソーダ割など)が最高の相棒となります。
基本的に、風の民さんは、自分の心(魂エネルギー)に素直に順じた思考や行動を表現することが良き運気を招くとともに良き結果を生むことに繋がる傾向があるもの。風の民さんの心エネルギーに余分な要素がこびりつくようになると、心に素直な思考・行動が取り無くなってくる傾向があるんですね。そんな時こそ、白ワイン・梅酒・発泡酒(シャンパン)を大いに活用すると良いものです。
ちなみに、私は風の民さんということもあって・・風の民さんにとって最高の相性となるとても珍しいお酒をご紹介しておきたいと思います。(喜)
それが、こちらの
京都宇治の老舗 「伊藤久右衛門」の宇治抹茶のお酒「夜半のみどり」です。(下記写真)「抹茶」という要素は、風の民さんにとって最高に相性の良い要素のひとつ。上質な抹茶は、緑茶よりも豊富な風エネルギーを宿していたりします。
抹茶といえば、京都の宇治が有名な産地。そんな宇治で抹茶お菓子を手がけている老舗「伊藤久右衛門」が作り上げた(販売している)宇治抹茶を使用したお酒シリーズが「夜半のみどり」なんですね。「抹茶清酒」「抹茶梅酒」「抹茶ワイン」「抹茶焼酎」のラインナップが揃っているんです。
ボトルデザインもとっても美しいんですよね。ここでしか購入出来ないお酒でもありますので、これからの季節「お歳暮」や「クリスマスの乾杯酒」・・もちろん「誕生日」などの記念日のお酒として、ちょっとしたサプライズを感じてもらえるものとなるのではないでしょうか。贈り物としても、良さそうですね。
ちなみに私は、風の民「土族」なので、「抹茶焼酎」が最適な相性のお酒として、「抹茶梅酒」とともに時折楽しんでおります。(笑)